3/24

居酒屋という場に馴染むことができない。自分だけが染色された細胞みたいに浮き立っている。異物感。拍動している淡いピンク色の歯茎みたいな部分が迫り出している人間を見ると、自分は気まずい感じになってしまう。面白くなさとかを受け流すことができない…

3/9

仕事先の人から、自分のことを図書館で見かけたという話を人づてに聞いたよと声をかけられて、自分が図書館に居る時って大概、窓口で本差し出して、貸してくださいって言葉がかろうじて声になる状態であるから(自分と向き合うことに精一杯で、そこに他者が介…

3/1

夜中、夢を見ていて目が覚めた。そうしたらさっきまで見ていた夢をトリガーに過去の記憶をポツポツ思い出した。自分では自分は記憶力があまり良くないから、学生時代の記憶があんまりないんだと思っていたけど、思い出さないだけで覚えてはいるっぽい。いつ…

2/28

仕事中、流れてた森山直太朗のさくら(独唱)のクラシックバージョンにあてられたせいか、なぜ墓というものが存在するのかについて考えてて、自分的には、そこに行ったら居る、そこに行けば肉体的にはもう無理だけど、それでも精神的な接触ができるという安心…

2/25

感覚的に顔の前面だけ(宮崎駿でいうところの運動)で泣く時と回路の行き着く先に向かって泣く時がある。本を読んでる時とか紙に思考を書く時みたいにコミュニケーションをとることができたらもう少しマシになるんじゃないか。そんなこと生身の人間を前にして…

命の光沢

ゴディバが高級チョコレート屋さんということは、もうみんな実際に売られているチョコレートを見たことがあるか、あるいは人づてに聞いたりして知っている。けれど、ゴディバってなんかイメージ体がどんどんとチープ化していっているような感じがする。出回…

地平を築く

自己犠牲が常態化してしまった人から発せられる言葉からは端々に苦味を感じる。自分の理想と実情とでかなりの距離がある、疲労感、失ったもの無駄にしたもの手にしたかったものへの気持ち、負った損の総量を知ってもらいたい、癒されたい、自分の生き方への…

波が素元波の集まりであるように、時間を横から見た時、それは過去から未来への単なる記憶の連なりなのかもしれないと思う一方で、体感として、脳が堕落するとその瞬間から際限なく時が弛緩していく感じがある。自分の限界というか限度を痛烈に思い知ること…

20231217

昨日の自分よりも明日の自分のほうが、より他人感がある。 死に続けているし生まれ続けているんだよ。消えゆく線が永遠である理由がそこにある。目の前に広がる景色は、時が進んでいるから見えるものでなく、君が駆け抜けているから見える光景であるというこ…

アンパンマンの善意と飴

人からこれあげると渡される飴は基本的に要らない。 理由 : 要らないから。断る労力よりもそれを受け取り要らないものとして手に握っている労力のほうがエネルギーとしてコンパクトである。しかし、事実要らない。要らない物を要らない物として持っている精…

8月20日

https://filmarks.com/users/iemorishirataki 友達と最近観た映画の話をしたら楽しくて、本来こうであったはずなのにと思った。皮膚を隔てた外にはどこにも存在しない、核融合し熱と光を放った自分だけの解釈を誰かと共有し、自分の限界を超えた解釈になるほ…

8月17日

自分のことが大事で大事で仕方ないのに、でもどうでもよくて、結局うちは全然鬱病じゃない。知らなきゃ全知全能だけど、知ってしまったら自分の基本ステータスとか能力とかボスのタイプを考えた戦い方をしなくっちゃならないから面倒で面倒で仕方なくて、何…